Onlineダイジェスト モノづくりフェア2020

株式会社オプテージ

IoT・AI・SIコーナー情報管理・処理システムブロック

ビジネス変革を
ワンストップでサポート

オプテージは関西電力グループの情報通信会社として、インターネットや拠点間ネットワークのほか、法人のお客さま向けにコンサルティングやシステム開発など幅広いサービスを提供しています。IoT(モノのインターネット)分野では、電力会社のDNAを引き継ぎ、信頼や安心・安全を柱にIoT導入から運営までのビジネス変革をワンストップでサポートしています。

 

信頼と安全は関電のDNA

 

―オプテージについて教えてください。

「当社は関西電力グループのケイ・オプティコム、関電システムソリューションズ、関西電力のIT部門が統合して新たに生まれ変わりました。コンサルティング、システム、インフラのサービスを一体化することで、お客さまの幅広いニーズにワンストップで応えていくのが目的です」

 

―IoT分野に力を入れています。

「2018年10月に本格的にサービスを始め、製造業向けサービスを主軸に製造業のお困りごとをIoTでみまもる『オプテージのみまもりIoT』を展開。“人”と“工程”をみまもり、製造現場の生産性向上をIoTで支援しています」

 

―具体的にはどのようなサービスですか。

「“工程”をみまもる『しぐなるWatch』は、生産設備の信号灯の明滅を感知して、遠隔で稼働状況の把握を可能にするシステムです。各色のランプに照度センサーを装着しブリッジを経由して親機にデータを送ります。お客さまの声からさまざまなメーカーの明滅パターンに対応しました。センサーは後付け式で既存の設備でもすぐに設置可能です」

IoTビジネス推進チーム
マネージャー 山本 克美氏

IoTで人と設備をみまもり

 

―“人”向けサービスもありますね。

「19年夏にスタートしたのが『みまもりWatch』です。これは、現場作業員の体調を管理者などの第三者が遠隔で管理できるサービスです。各現場で作業員が装着する腕時計型の端末から、皮膚温度や心拍、GPS位置情報といったデータを収集。工場内に設置した温湿度センサーと組み合わせて、異状があればメールで管理者に知らせます。熱中症の危険度は、医師の知見を基にした独自のアルゴリズムを採用しました。加えて、転倒検知機能が備わっており、夏場だけでなく冬場や夜間の単独作業といった場面でも有効です」

 

―興味を持たれた顧客へメッセージを。

「情報通信の分野は日々進化しており、お客さま自身が追いかけることが難しくなっています。当社は情報通信のプロフェッショナルとして、お客さまのニーズに沿って最適なご提案をいたします。関西電力グループの企業として、信頼や安心・安全を最優先にすることを心がけています。ぜひお気軽にご相談ください」

 

―従来のリアル開催の展示会の重要性をどう捉えていますか。

「法人ビジネスでは、お客さまとのFace to Faceの場は重要です。展示会は、商談だけでなくお悩みやご指摘から製品の改善のヒントにもつながり大変貴重な機会です。今後も展示会で多くのお客さまとの出会いに期待しています」

「しぐなるWatch」は、積層信号灯の明滅をIoTセンサーで読み取り、設備の稼働状況を遠隔監視できるシステムです。「設備の稼働状況を把握できておらず製造プロセスにムダが生じている」「設備停止の原因や発生頻度を把握できておらず、対策もとれていない」といったお客さまの課題解決を支援するソリューションです。
信号灯から収集したデータを分析し生産性低下につながるボトルネックを特定。稼働率改善のヒントも得られるなどの効果も期待できます。

 

昨今、コロナにより「省人化を図りたいけれど生産量も確保したい」といったお悩みもよく伺います。本サービスでは、離れた場所から稼働状況を一括で監視できるため、監視業務の省力化でも効果が期待でき、withコロナに向けた体制の見直しにもお役立ていただけます。また設置は、設備の信号灯に小型の照度センサーを取り付けるだけ。ラインを止めることなく稼働状況の見える化をスグに始められることもお客さまにご評価いただいているポイントの一つです。

 

「みまもりWatch」は、腕時計型ウエアラブルトラッカーを作業員が装着し、個人のバイタル情報を一括でみまもることで作業員の体調不良時のアラートやSOSでの早期の駆けつけなどを支援するシステムです。
作業環境や体調といった作業員ごとに異なる状況で、業務中の熱中症や転倒によるケガなどを遠隔からみまもることで労働災害の防止を支援します。

 

特長は以下の3点。
・腕時計型端末のみの装着となるため作業者の負担が最小限で利用できる
・LPWA通信を採用。スマートフォンが不要なため通信費用が抑えられる
・熱中症の判定アルゴリズムは、医師の監修に基づき弊社独自で設計

 

製造業では深刻な人手不足の中、従業員が働きやすい職場を整えることは大きな課題の一つです。熟練者、女性、外国人など、誰もが働きやすい職場を目指す企業様でご評価をいただき、現在多くのお客さまにご利用いただいています。

 

会社名 株式会社オプテージ
住所 〒540-8622
大阪府大阪市中央区城見2-1-5
TEL 06-7501-8519
FAX 06-7507-2322
URL https://optage.co.jp/business/service/iot/
担当者名 展示会担当者
部署 ソリューション開発部IoTビジネス推進チーム
役職
E-mail iot-pt@optage.co.jp
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