株式会社早瀬鉄工所(長崎県産業振興財団)

産学官連携・団体PRコーナー

アルミ・ステンレス加工は早瀬鉄工所へ

スクラバータワー(SUS312L、327L1)

試験用圧力容器

パイプタワー(A5083)

ドームトップ艤装工事(SUS316L)

軸流ファン 入口車室(SS400)

排ガス中の硫黄酸化物(SOx)を浄化する舶用SOxスクラバー(排ガス浄化装置)です。

材質はSUS304のほか、スーパーステンレスであるSUS312L、スーパー二相ステンレスであるSUS327L1が使用されております。外部には薄板が使用され、内部にはデミスター、ノズルバンク、インレットフッドと、高度な溶接技術を要するアイテムが搭載、接続されています。全長11M直径2.4Mの製品ですが、陸上輸送が可能なアイテムです。

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試験用途で製造した圧力容器。高圧ガス保安法に基づいた特定設備検査申請を所轄官庁へ行い、設計図面等の審査。同時に製造と必要になる溶接施工要領はJIS規格に基づいて試験を行い、承認を取得。検査申請が受理、溶接施工要領も承認を受けた後に製作。製作過程では所轄官庁検査官立会のもとに各ステージで使用材の材料検査、部材加工検査、溶接部検査などの試験を挟み、試験槽を組み立て。製品完成後、耐圧試験に合格した上で出荷。

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LNG船モスタイプの球形タンク内に搭載される液化天然ガス搬入搬出装置のアルミ製パイプタワー。全長35M直径4M総重量35tonと大型の製品。タワー内は荷役用の配管や交通装置が配備されており、溶接には船級承認が必要。-162度という極低温の液が流れるため、高度な溶接技術が求められます。完成後は近隣の公共岸壁より出荷。造船所を除く、国内メーカーで製造が出来るのは弊社のみ。ステンレス製のタワーは海外へも輸出しています。

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LNG船SPBタイプのドームトップ艤装工事です。

弊社にて製作したアルミ製の方形ドームトップ上に、深冷管をはじめ、各種装置を配備していく仮合わせの工事となります。全ての装置の配備が完了した時点で、解体し、部品ごとに整理された状態で、造船所へ送り、造船所内で再度組み立てられることとなります。弊社では、場内における仮合わせは勿論、船上オンデッキでのユニット工事もご対応致します。

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排煙脱硫装置用の軸流ファン 入口車室になります。

板厚が主に9mm、重量およそ19トン、大きさは6Mを超える大型製品です。
その他の脱硫装置との取合いが発生すること・気流が通る製品であることから、溶接構造物でありながら高い精度が求められる製品となっております。完成後は近隣の公共岸壁より出荷でき、陸上輸送困難な大型構造物も搬出可能です。

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当社は、昭和32年設立以来、長年に亘り三菱重工業㈱長崎造船所の協力会社として、モノづくり企業として当社にしかできない技術力を活かし、主に船舶艤装品やLNG船のガス搬入搬出装置などの関連製品を手掛けてきました。

 特に、SUS329J4L、SUS312Lなどの特殊材に対応でき、近年ではSOX規制に対応できる排ガス洗浄装置であるスクラバータワーの製作などステンレス、アルミ製品分野においての溶接技術は県外メーカーからも高い評価を得ており、海外輸送が可能な工場を有していることから大型製品に可能な生産体制にて船舶関連以外のフプラント製品の製作も多く手掛けています。

 所有資格は、ISO9001:2015(LRQA)、各船級協会(NK、LR、DNV-CL、BVなど)の溶接施工法、軽金属溶接構造物製造工場認定R級、BV工場認定、ガス事業法などを取得しており、建設業認可についても管工事・機械器具設置工事に加えて、本年8月に土木工事、とび・土木工事、鋼構造物工事、解体工事の認可を受けました。

 又、2019年には経済産業省が地域未来牽引企業に認定されるなど、今後も溶接・組立技術における長崎ブランドの先導役として、地域経済の発展に貢献すべく、業務拡大に向けて設計業務の強化、設計~納品まで一貫した生産体制を構築しながら積極的に事業を展開して参ります。

会社名
株式会社早瀬鉄工所(長崎県産業振興財団)
住所
〒851-1132
長崎市小江原5丁目9番7号
TEL
095-845-5148
FAX
095-845-5126
URL
http://hayase-iw.com/company
担当者名
福田 英臣
部署
営業部
役職
主任
E-mail
h-fukuda@iw-hayase.jp

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