九州大学　食品免疫機能分析学講座

九州大学 「食品免疫機能分析学講座」 は、2016年に株式会社ヴェントゥーノとNPOフコイダン研究所からの寄附により設立された 「機能性多糖分析学講座」 を前身として、2021年に更新・再スタートを切った研究室です。

当研究室では、オキナワモズクやメカブに多く含まれ免疫機能を高めることが知られている 「フコイダン」 に着目し、食品機能性を発揮するメカニズムの解明に向けた学術研究や新しい定量分析法の開発に取り組んでいます。

特に、当寄附講座の設立当初から、フコイダンの腸管免疫増強作用に関する研究を継続しており、フコイダンを配合した“免疫機能の維持に役立つ機能性表示食品”の開発を目指した科学的エビデンスの構築に力を注いでいます。

また、あまおう由来乳酸菌などの健康食品成分も対象として、免疫機能向上効果を検証し有効利用法を探索・創出するための研究を実施しています。

研究活動の他、九州大学農学部を活動拠点とする株式会社九大アグリベンチャーと連携して、九州大学で見いだされた新素材や研究シーズの利用を促進する事業に参画する共に、市民講座の開催や研究成果（論文や学会などでの発表内容）のホームページ掲載による学術エビデンス紹介などを通じて、食と健康に関わる情報発信をしています。

【関連WebサイトURL】

食品免疫機能分析学講座：http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/bapsa/

株式会社ヴェントゥーノ：https://ventuno.com/

NPOフコイダン研究所：https://www.fucoidan-life.com/

株式会社九大アグリベンチャー：https://www.qav.co.jp/